離乳食の進め方【一覧表あり】★1日目から15日目★

離乳食
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離乳食の進め方は、ちょっとずつ増やしていくというのが基本なのですが、わかりづらいですよね。

離乳食の進め方の一覧表を参考にしながら、やってみましょう。

離乳食1日目は、「何を」「どのくらい」「いつ」「何回」与える?

厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)には、

離乳の開始は、おかゆ(米)から始める。新しい食品を始める時には離乳食用のスプーンで1さじずつ与え、子どもの様子をみながら量を増やしていく

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版) 厚生労働省ホームページ

とあります。これは、

1日目は、おかゆ から始めます。

そのおかゆとは、なめらかにすりつぶしたおかゆ(=裏ごしした10倍がゆ)で、それを少量から始めます。ということなのです。

食べさせる時は、離乳食用のスプーンで1さじずつ与えますが、

1回の量は、赤ちゃん用のスプーン1から小さじ1くらいの間の量 で与えます。

こあき栄養士
こあき栄養士

赤ちゃんの1口には、個人差があります。赤ちゃんのペースに合わせましょう

初めから食べの良いお子さんは、小さじ1=赤ちゃん用のスプーンで2,3さじくらいの量まで食べさせることができます。

逆に、食が細いお子さんや、アレルギーが心配な食べ物は、無理強いせず、赤ちゃん用スプーン1さじでも良いでしょう。

回数は、1日1回(5から6カ月頃)です。

時間は、初めて食べる食品でアレルギー症状がでた場合のことも考えて、病院のやっている時間 で、毎日できるだけ同じ時間に食べるようにします。

こあき栄養士
こあき栄養士

かかりつけ医の開いている時間を見ておきましょう。

午前でも午後でも良いのですが、10時頃、14時頃にする人が多いです。

赤ちゃんの生活リズムに応じて決めます。

離乳食1日目のまとめ

何を裏ごしした10倍がゆ
どのくらい小さじ1までの量で、赤ちゃんのペースに合わせて
いつ・何回病院のやっている時間帯で、1日1回

裏ごしした10倍粥の作り方は、下の記事をどうぞ

ベビーフードのおかゆもあります。最初は、米だけのおかゆにして、混ざっているタイプのおかゆは、食べなれてきた頃にしましょう。


離乳食2日目から7日目は、おかゆに慣らしましょう

一例として、進め方の見本を図で表してみました。

こあき栄養士
こあき栄養士

進め方の一例にのせたスプーンは、すべて「小さじ1」(料理用の計量スプーン)の量で表しています。

ゆうママ
ゆうママ

表に、小さじ2と書いてある日は、赤ちゃん用スプーンで、4から6杯分食べさせて良いのね。

こあき栄養士
こあき栄養士

きっちり量らなくても、だいたいのイメージで増やしていけば大丈夫ですよ。

離乳食2日目から7日目は、裏ごしした10倍がゆを、少しずつ増やしていきます。

この頃のおかゆの形状は、ポタージュ状が食べやすいといいます。

寒い時期などは、赤ちゃんの食事の支度している間に、お皿のおかゆはどんどん固くなっていきます。固い場合は、白湯を加えてなめらかにしてみましょう。

離乳食2日目から7日目のまとめ

  • 裏ごしした10倍がゆを少しずつ増やしていく
  • おかゆの形状は、ポタージュ状が食べやすい

離乳食8日目から14日目は、野菜を増やしていきましょう

慣れてきたらじゃがいもや人参等の野菜、果物、さらに慣れたら豆腐や白身魚、固ゆでした卵黄など、種類を増やしていく。

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版) 厚生労働省ホームページ
こあき栄養士
こあき栄養士

そろそろおかゆに慣れてきたので、野菜の裏ごしをプラスしてみましょう。

ゆうママ
ゆうママ

10倍がゆの裏ごしを、だんだん増やして、次は 野菜をプラスしていくのね!野菜の種類は何でも大丈夫なのかな?

こあき栄養士
こあき栄養士

野菜は、繊維が多く消化の悪いもの、辛いものはやめておきましょう。

この図にあるような、普段よく家で使う野菜からスタートすると良いです。

野菜は、だんだん2種類や3種類にして、量だけでなく、種類も増やしていきます。

その中でも、初めての食品は1日1品になるようにすると、アレルギー症状が出た時に原因がわかりやすくなります。

ゆうママ
ゆうママ

一覧表では、newとなっている食品が新しい食品ね。初めての食品は1日1品で、それ以外は食べなれているものを組み合わせていくのね。

離乳食8日から14日目のまとめ

  • 離乳食の野菜は、おかゆと同様に、裏ごしやすり潰したものをプラスしていく
  • 野菜の種類は、繊維が多すぎないもの、辛くないものを選ぶ。よく家で使う野菜からスタートする。
  • 野菜は量だけではなく、種類も増やしていく。初めての食品は1日1品にする。

離乳食15日目以降は、お豆腐を始めましょう

ゆうママ
ゆうママ

15日目以降(約2週間後)には、お豆腐も始まるのね。

こあき栄養士
こあき栄養士

この図のように、順調に量が増えて、野菜も食べられるようになってきたら、次はお豆腐(絹ごし豆腐)を加熱して、すりつぶしたものを与えると良いでしょう。

こちらは、あくまでも一例なので、進め方は赤ちゃんのペースに合わせることが大事です。

ゆうママ
ゆうママ

きっちり日数で進めなくてもOKなのね。

野菜をなかなか食べてくれなかったら、豆腐はもう少し先延ばしにしてもいいのね。

離乳食15日目のまとめ

  • 野菜に慣れてきたら、お豆腐を始める。
  • 豆腐は、絹ごし豆腐がなめらかで良い。加熱して、すりつぶしたものを与える。

16日目から30日目の進め方は、下記の記事からつづきをどうぞ↓↓