離乳食の進め方【一覧表あり】★16日目から30日目★

離乳食の進め方 一覧表16日目から30日目離乳食
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離乳食の進め方、16日目から30日目は下記のように続けていきます。

離乳食の進め方【半月たった】(16日目から)は食材を増やしていく

離乳食の回数は引き続き1日1回です。

食べさせる時間は、アレルギー反応が出た時のことを考えて、病院がやっている時間で、

なるべく毎日同じ時間にしましょう。

離乳食の進め方 一覧表16日目から30日目

野菜の量や種類を増やしつつ、絹ごし豆腐塩抜きしたしらす、その他白身魚(たい・ひらめ・かれい・たら・鮭等)をつぶしてなめらかにし、たんぱく質を取り入れていきます。

ゆうママ
ゆうママ

しらすはどうやって塩抜きするの?

こあき栄養士
こあき栄養士

しらすを、茶こしにいれてお湯をかけるか、沸騰した鍋で軽く茹でてからザルにとると良いですよ。つぶしてから、お粥に混ぜて食べさせると良いでしょう。

ゆうママ
ゆうママ

ひらめ・かれい・たらなんて、買ってもどうしたら良いかわからないわ・・・

こあき栄養士
こあき栄養士

最初はベビーフードの白身魚を使ってもいいですよ。鯛の入ったお刺身用を一切れ使うとか、骨がないものを選ぶと楽です。調理の仕方はまた違うところでお伝えします。

だし汁も利用してみる

昆布やかつおの合わせだしは、旨味が強く葉物野菜のような味気ないものを食べてもらうのに利用すると、赤ちゃんが良く食べてくれるようになります。

た魚のすりつぶしをだし汁や片栗粉でとろみをつけてあげると、パサパサにならず、おいしくお魚をたべることもできます。

いも・食パン・果物も食べてみる

さつまいも、じゃがいもなどは、おかゆを少し減らして、野菜と一緒に煮てみましょう。

いも類は、エネルギー源となる主食=おかゆの代わりになります。

食パンは、小麦粉でできていますので、小麦を試す意味でもパンがゆも始めてみましょう。パンがゆは食パンを細かくちぎって、だし汁や粉ミルクと加熱し、トロトロにしてから食べさせます。

果物は、少量のうちは、野菜として使ってもよいですが、多くなってきたら野菜の代わりにせず、デザートの位置づけで食べさせると良いです。先に見せてしまうと欲しがるようになるので、食事がおわったら出してあげると良いでしょう。

こあき栄養士
こあき栄養士

旬のフルーツが良いですね。バナナ、リンゴは手に入りやすいですが、アレルギー反応を起こす場合もあるので、1口目から喜んで食べてくれたとしても多量には与えず、少量から始めるようにしましょう。

また、南国フルーツもアレルギー反応を起こす場合があるので、気をつけましょう。

卵は、固ゆでにしたゆで卵の卵黄からはじめる

ゆうママ
ゆうママ

卵をはじめても良いの?アレルギーが心配で・・

厚生労働省の 授乳と離乳の支援ガイド(2019年改訂版)には、以下のように書かれています。

さらに慣れたら豆腐や白身魚、固ゆでした卵黄など、種類を増やしていく。
離乳が進むにつれ、魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へ、卵は卵黄から全卵へと進め
ていく

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版) 厚生労働省ホームページ

食物アレルギーの発症を心配して、離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないことから、生後5~6か月頃から離乳を始めるように情報提供を行う。

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版) 厚生労働省ホームページ
こあき栄養士
こあき栄養士

卵は、始め方をきちんと守れば生後6カ月頃から始めて大丈夫です。

全卵からではなく、ゆで卵の卵黄から始めてみましょう。

こあき栄養士
こあき栄養士

ちょっと安心したわ

ゆで卵は、沸騰したら中火で20分間加熱します。水にとって皮をむきます。

卵は、加熱するとアレルゲンとなるたんぱく質が変性して、アレルギー反応を起こしにくくなる為、良く加熱します。また、卵白に含まれるたんぱく質に反応を起こす方が多いので、卵黄から離乳食に使っていきます。卵黄1個にも卵白約1gのたんぱく質が含まれているので、少量からにしましょう。

固ゆでした卵黄を、お湯やだし汁などで伸ばし、スプーン1さじから始めるのが良いでしょう。